淡・淡レース 全艇DNF

淡輪からわずか2時間のクルージングで到着できる淡路島洲本サントピアマリーナ。リゾートマンション、ホテルに囲まれたマリーナは静かで品の良さを感じさせる。その昔関西ヨット界のビッグイベント「オレンジカップ」は毎年5月のゴールデンウイークにここで開催され、大勢の艇、ヨット乗りで大変にぎわったが今はどちらかというと釣りのモーターボートが多くなり、マストの数が少なくなったので寂しい感じがする。
それでもこの場所は好き そう思う人は僕を含め多いと思う。

さてコロナでしばらく中止されていた淡々レースようやく開催されました。
このレースは単純なコースながら潮を読み間違えると痛い目遭います。何度か泣かされました。

前日の天気は晴れ15-18ノットの順風、ジブだけでも6-7ノットで快走文句なし。しかしレース当日はあいにくの天候となった。
スマホアプリの予想では午前中北の微風、昼過ぎから東に風が回る潮は昼まで下げ。9:30どんよりした曇り空の下各艇ゆっくりスタートラインを切る。


北風が弱いながらも吹いているので昼過ぎにはなんとかゴールできるかなと甘い期待。艇速は3ノット前後 風の振れは大きく上ったり下ったり、セールトリマーとの会話も途切れることなくオーダーを出し続ける。
ヘルムスマンは当たり前だがセイルトリマーも同じような感覚の持ち主がほしい。言われたらやりますというような人では前を走るのは大変。
ともかく根気よく風に合わせる、丁寧に丁寧に。




12時過ぎ深日港の沖に到達 淡輪のマンション群も見える もうすぐだ
しかしここからが進まない。風は北から吹いたと思えば止り、東から吹いたと思えば止る。

スピンも上げたり下げたり ともかくできることはなんでもやる。
リタイヤした艇がどんどん我々を抜いて帰っていく 嫌な感じ。

ゴールまで2マイル 吹けば20分で入れる位置だが14時40分白旗掲揚!参った。雨でずぶ濡れになり寒い寒い ああ夏が恋しいな

というわけで全艇DNFという参加者みなさん平等な順位となりました。
いろいろ思うところはありますが、やはりこういうレースは楽しいな。
来年はもっと多くのクルージングボートの参加が増えて盛り上がれれば嬉しく
思います。

最後になりましたがサントピアマリーナ関係者のみなさんお世話になりありがとうございました。



レース委員長 矢藤正憲

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