レース委員長のコメント
今年は、従来の関空一周ヨットレースと新たな試みで岬町長杯をインショアレース2本とディスタンスレース2本〔関空一周ヨットレース〕シリーズ戦で春の関西ミドルボート選手権を同時開催で行いました。
初日の岬町長杯は、中々風向風速が定まらず第1レースのスタート時間12:45と大きく遅れましたが強風の中第2レース、マーク回航時マークタッチで穴が開きマークが萎み淡輪パトロールと本部艇でゴールラインを作ると言うアクシデントは、有ったもののエキサイティングなレースを予定時間内出来ました。
二日目の関空一周ヨットレース〔岬町長杯ディスタンスレース〕は、微風スタートで中盤から風が上がると言うレース展開で大きなトラブルも無くレースが出来ました。
今回、岬町長杯をシリーズ戦して面白いレースになったかと思います。また、多少のトラブルは、有ったものの全レース成立出来た事は良かったと思います。
関空一周ヨットレースレース委員長
武田 浩尚
優勝者コメント
『関空一周ヨットレースCクラス優勝』 2023,05,11
プチスター・ママ 竹澤 彰規
実行委員会、クラブの皆さん本当にお疲れ様でした。
私も実行委員長として何とか恰好がつき、心底安堵しています。有難うございました。
プチスターのレースの方では『岬町長杯』Cクラス2位、『関空一周レース』Cクラス優勝という最高に名誉な賞を頂きました。最も獲りたかった賞で、クルー共々感激しています。
3日の『岬町長杯』は2レース共20ノットオーバーになったので、ゼノアが持ちこたえてくれるか心配でしたが、やはり2レース目、まずジブハリが切れ、次はしっかりゼノアが裂け、ダクロンに替えてフィニッシュしました。でも他艇も厳しかったようで、順位は2位をキープできました。ただ、残念ながらクラス2位で入った1レース目が『OCS』で有難く7点を献上し、合計得点9点で総合2位でした。合計1点差残念。4日の『関空一周レース』はベタ凪の中、吹き出し方向と下げ大潮の影響を考慮した一番リミット寄りでスタート、上手く南から南西のパフを拾う事ができ、第一マークを総合9番目で廻航しました。
何しろ『クラスダントツ状態』でしたので、ご機嫌さんのセーリングでした。
そんな中でも遥か向こうから『海燕』が追いついてきて関空橋前で抜き去って行きました。さすがでした。
1マーク(第1レースフィニッシュ)をクラストップで廻航しましたが、ここで驚いたのが、『HEAT WAVE-Ⅳ』、すぐそこにいるではないですか?スタート後は一番岸よりのコースを取っていたのが見えてたが、あまりに遠いので「ああ、終わったかな」と思っていたので、目を疑いました。さすが「微風スピンランのヒートウエーブ」、恐れ入りました。
その後は徐々にクローズで風が上がったので彼らも厳しくなったようでしたが。念のためスタート前にテープベタベタで補修した10年モノ、前オーナーのマイラーゼノア、やはりまたまた持たずにフィニッシュ直前に裂けました。
ダクロンにチェンジしてもう1レグ有ったらどうなっていたか?何とか何とかトップフィニッシュ出来ました。
修正タイム見たら50艇のトップでした。素晴らしい。これで『プチスターママ』は一段落です。
最高に楽しい2日間でした。有難うございました。