8月7日開催されましたファミリーヨットレースで淡輪ヨットクラブの3艇からコメントをいただきました。3艇それぞれの写真とともにご覧ください。
クラスA 2位
プチスターママ (ヤマハ31S) 竹澤 彰規
レース開催有難うございました。
お陰様でAクラス2位という名誉な結果を頂きました。
何しろ昨年の島精機カップ以来のレースでしたので、気合も入り結構緊張もしました。スタートラインはどこからでも損得無し、強いて言うなら南吹き出しか?との事で、他艇の影響のない本部艇寄りからスタート。
あとは一本コースですのでセーリングに集中、1マーク廻航後はスターボロングも、バランスよくコース取りする事を心がけました。
ただ、久しぶりの『舵引き』でしたので、クローズホールドのオーバーパワー時のトラベラートリムが最初なかなか思うようにいかなく、後方から少し詰められたのですが、何とか思い出し、その後はまた本来のスピードを出すことができました。
優勝艇は霞の彼方、別世界でした。さすがですねえ。
さあ、プチスターがやっと動きました。
『マストが立てばやっぱり速い。』これからもお楽しみにしてください。
有難うございました。
クラスB 1位
Beach boy3 (ヤマハ23) 古谷 全邦
OSAKA BAY 淡輪ヨットクラブの皆様、いつもお世話になっております。
まず、私のことを知っている方も多いかもしれませんが、少しだけ経歴を言いますと、22歳の時に堺市役所の職場の人の紹介で、琵琶湖の西大津にあります、新体連ヨット愛好会(後の新体連ドミンゴセーリングクラブ)というクラブに入会させて頂き、吉田 恒男さんのご指導の下、YAMAHA-15という敏感なスループディンギーから始め、その後、淡輪にてシーホッパーで修行し、関西選手権、西日本選手権、全日本選手権、国体に出場して腕を磨きました。最高成績は人生で一度だけ、西日本チャンピオンになりました。
さて、Beach boy 3 ですが、ご存じの通り、完全な淡輪Y.H.のチャーター艇です。もちろん改造などは全くゼロです。
最初に乗った時は、なんかボロボロ感があり、ブロックやストッパー等のレベルも低く、メインセール、ジブセール共に少しづつ、ずり落ちてくるという艤装でしたが、ブロックとセールを全て新調し、ハリヤードがずれにくい工夫をし、キールの整形や塗装、フォアステイ・サイドステイの新調、バテンフリッカーも自分たちで装着しました。
ハーバーマスターにも相談し、色々と柔軟に協力して頂き、段々と乗りやすい艇になりました。
今回のファミリーヨットレース、往路はあまり風上方向に上り過ぎない様に注意し、これは途中で風が横に廻ってきたので上に行った艇は助けられましたが、あれはちょっと予想外でした。復路は3人しか乗っていないので、非常にオーバーパワーの状況となりました。トラベラーの操作とハンドリングによる絶妙な風の逃しが重要と思います。小型艇の利点として、トラベラーの操作とハンドリングを1人でやっているので、意思伝達の必要がなく、上手くいくのと、先行艇の動きを観察できるのが大きいと思います。
最後にクルージング派の方々も是非ともファミリーレースに参加され、レースを楽しむことをお勧めします。それと、僕もクルージングも好きなので、よかったら誘ってください。
今後ともみんなでヨットを盛り上げていきましょう。
クラスB 3位
SanMiguel (J-24) 黒田 亮
<表彰台デビュー>
レースに出ること3年。夢にまで見た表彰台。そしてトロフィー。
未だ夢を見ているかのように毎日目が覚めるとまずトロフィーを確認していますw
まだヨットに乗り始めてまもない頃、初めてレース艇に乗せてもらい、今まで乗ったヨットと全く違うスピードに愕然としました。ヒールしながら豪快にかっ飛ぶヨットにしがみつきながら、大きなヨットを自在に操るかっこいいクルーを見て、「これだ!」という手応えを感じました。
いつか自分もレース艇を手に入れて、チームでレースに出たい!と目標を立てました。
そこからすぐにj24との出会いがあり、本当に全てのことを教えてもらいなが、自分達でメンテナンスをして朽ちかけていたj24を復活させました。
強引に集めたチームメンバーは全員初心者。毎回最下位争いを繰り広げるどころかスタートすら切れないレースが続き、根拠のない自信はすぐ打ち砕かれましたが、チームで練習を重ね、少しずつ帆走れるようになり、セイルを新調し、自分達には伸び代しかないと信じてやってきました。
実力は先輩レーサーに比べると遥かに低く、常に悔しい気持ちでいっぱいですが、今回は運を味方につけ、イマイチな走りではありましたが3位に滑り込むことができました。
チームにとってこれは大きな一歩となりました。今回参加できなかったクルー含め全員で獲った3位だと思っています。
レース運営の皆様、最高のレースありがとうございました。