アクサス杯 第49 回 阿波踊りヨットレースレポート

休日の大半は一人Raffinéのキャビンで酒を飲んでゴロゴロ過ごし、月に一度だけヒートウェーブでクラブレースに参加している。そんな怠慢セーラーにEMIチームの矢藤艇長より同レースに突然のお誘いを頂き、ビビリながら参加して参りましたのでレポートさせて頂きます。

8/13 05:00
EMI号は矢藤艇長他3名を乗せて淡輪YHを出港し、途中沼島を経由して徳島入り。私を含む残りの3名は都合により陸路及び海路を使ってそれぞれ現地入り。今年は3年ぶりに「阿波踊り」が開催との事でレンタカー1台と難航するも2か所に分かれたが8/13のみ宿を確保できた。

同日19:00に広い方の宿にクルー全員集合し宴会がスタート。

程よく酔いの回った頃に街に繰り出し阿波踊りを見学。途中、徳島ラーメン(徳島ラーメン東大)を堪能し宿に戻れば速攻で鼾が轟き渡る迄に先に寝る爆睡レースのスタート。

やがて全員が就寝(翌日、言うまでもなく爆睡レースに出遅れた人は睡魔とも戦っておりました。)

8/14 07:15
指定バースのケンチョピア前より出港しスタート海面に向かう。背後の山の麓には朝靄が立ちこめ、ほぼ無風の状態。スタート後に風が弱ければ往路(第一レース)のみで成立になるとの御達し。

風は相変わらず微風にも関わらず08:25には予定通りに予告信号。幸い08:30のスタート時に非常に弱いが沖より風が入り始めゼネリコもなく全艇?御行儀よく定刻にスタート。

汐はアゲンストとの事で微風の中パフを探しながらクローズドホールで岸よりのコース選択し10マイル先の折り返しマークを目指す。

スタートから暫くはフリートの先頭をキープするも最新レーサー艇が徐々にそのポテンシャルを見せ始め、折り返しブイを回る頃には概ね順位が形成されていたようだ。

幸か不幸か復路(第二レース)はランニングでとにかく暑い。熱中症予防に水分補給するも体感温度は下がらず海水をバケツに汲んでデッキに散水。結果はともあれ全行程20マイル、5時間のレースを最大限堪能した一日でした。

今回、淡輪ヨットクラブからは「EMI」、「シュワク」、「夢小町」、「海燕」が参加されており、レース終了後は各艇それぞれのお楽しみ錨地に向かって徳島港を出港し行きました。

往年のクルージング艇から最新の大型レーサーまで楽しめる「阿波踊りヨットレース」。機会が有れば参加するに限ります。

『踊る阿呆に帆走阿呆、同じ阿呆なら行かなきゃ損々』

Raffiné(オカザキ32)
恵崎義則

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です