昨年秋、淡輪に入港し艇を置いて、直ぐにフライトで帰国、クリスマスや正月を過ごしたRoel van Schaik (62歳)と奥様のJacomine Goudzwaard (59歳)のご夫婦が2月14日に艇に復帰されました。
Taraは全長41ft,ハルはアルミ製です。2012年に母港ロッテルダムを出港、イギリス、スペイン、モロッコ、西フリカ各国、ブラジル、アルゼンチンからケープホーンを西周りで超えて太平洋に出て、ニュージーランドおよび南太平洋の諸島を巡り、 父島で日本入国、和歌山マリーナシティで一休みして、来淡されたものです。淡輪を知ったのは7年前に来淡のオランダのBannister(ヘンドリック、アンナさん夫婦)と、N.Z,のSun Ston(トム、ヴィッキー夫妻)から情報を得たからとの事です。
今後の予定は暖くなったらここを出港し、瀬戸内海を経て福岡近くの唐津へ寄港、太平洋側に出て西日本のどこかから6月頃に日本を離れアラスカに向かう、東京には寄らずとのことです。
WRITER:かきはら・よしだ